2010年07月04日
長寿を蝕む砂糖と油

フンザのジャガイモ畑
パキスタン北部の山岳地帯にあるフンザは桃源郷として有名です。
平均寿命130歳を誇った栄光の日々がありました。
過去形です。
現在は日本並みの平均寿命に落ちてきてます。
それでも~世界ではAクラスですけど^^
病気など無かった村に「砂糖と油」が入ってきてから糖尿病などの病気が増えてきました。
ピンピンコロリであったのが、病気で死ぬようになってしまって、もう後戻りはできないかもしれません。
惜しいです・・・実に、惜しい!
イスラム世界のパキスタンでは酒類は禁止です。
ですから人々は「フンザの水」を飲みます。
中身はアルコール類ですが^~^
長寿のフンザにあやかりたいとの思いがあるんでしょうね^^
でも、もう~栄光は過去のものとなりつつあります。
彼らの長寿の秘訣はこの畑の土にあります。
ここでは土は極めて貴重で、谷底の川から運び上げます。
氷河が岩肌を削った白い水の流れるミネラル豊富な土です。
雨でも流されないよう立体化が工夫されてます。
また立体化は高地での温度の確保にも役立ちます。
そんな工夫を重ねて築いた長寿王国を崩壊されるなんて惜しいですなー。ー
にっくきは~砂糖と油です。
酸化力が強いものが如何に体に悪いか・・・また学ばせてもらいました。
Posted by 笹舟 at 10:10│Comments(0)