2010年05月05日
ノアの箱舟発見

画像はトルコ空軍がアララト山にて撮影した船影です。
画像自体は別の発見に属するもので、今回の発見のは持ってこれないのでね。
「ノアの箱舟発見4月28日」で検索していただくと画像が見れます。
トルコと中国の合同探索チームが発見したもので、木造の構造物の中に幾つかの部屋がそのままになってるようです。
ただ、このチームが「福音者たち」であることが「思い込みではないか」との憶測を生んでるようでもあります。
発見者の側では、年代測定から4500年前の大洪水の時代に合致するもので99・9%間違いないとしてます。
これで4回目の発見となりますか・・・
大洪水を生き延びてアララト山に漂着したのはノアの家族だけはないという伝承に傍証を与えるものとなってます。
世界の「大洪水を生き延びた者」の伝承では、かなりの人数が山に逃れて助かったとされてます。
旧約聖書の「ノアの物語」がメソポタミアの記録の引用+創作であることは広く認知されるようになってきて、「発見のニュース」が世界に与えるインパクトは大きくはないと思われます。
そして大洪水の年代も「聖書原理主義者」が考えるような4500年前ではなく、10000年は遡ることも分ってきてます。
しかし、大洪水は事実であり、生き残りのドラマも幾つもあり、一つの世界が滅んだ記録ですから注目はせねばならないものではあります。
今また、一つの世界の終焉が訪れようとしている時、再生へのイマジネーションに影響を与えてくれるという価値があるからです。
過去の世界の滅びは、火山によって・・・氷河によって・・・大洪水によって・・・でした。
今度は何か?
上記の3形態が複層的に現れ、トドメは元素分解になると予測する向きもあります。
きれいさっぱりと~消えるわけです^^
Posted by 笹舟 at 09:54│Comments(0)