2010年05月01日
空海目線

abareusagiさんより
やはり、神社から水平線を撮るといいものが・・・
空と海を分ける水平線は空海好みの目線であり観点です。
それだけが見える洞窟で修行を積みました。
だから、空海ですが、それだけではない深遠な意味が込められてるようです。
この写真は元日の朝陽です。
水平線に重なって光の十字が形成されてますね。
特に横一線の紫の光線が見事です。
「海よりも広いものがある。 それは空だ。 だが、空よりも広いものがある。 それは、人の心だ。」
<ヴィクトル・ユーゴー>の言葉ですが・・・
心の広さを無限大にまで拡大する志向には惹かれるものがあります。
だが、空海は心の場所を空と海の間に設定していたように思えるのです。
そう設定しないと捉えられなくなってしまうゆえじゃないかと・・・
古代エジプトでは、シリウスが地平線に姿を現し太陽を従えるように登ってくる日を「ヘリアカルライジング」として聖なる日としてました。
理由は、古代エジプト文明の本質がシリウス文明であったからです。
NASAは今もその伝統を守っており、その日に祝砲がわりのロケットを打ち上げます。
空海は、太陽と地球の間に住み着いた金星をキーと見なしていました。
虚空蔵菩薩・・・今では、アカシックレコードとも呼ばれます。
生命の源の太陽と母なる地球のシステムを人間に適した状態に保つコードと考えてたのです。
全てのものは金星からやって来る・・・太陽系の惑星配列が金星が加わることによってバランスが取れたからです。
それ以前のバランスは「人工惑星」である月が担ってました。
月の目的は水の呼び寄せであり、365を13分割したリズムに保つことです。
月は地球の衛星ではなく、伴惑星なのです。
つまり、お互いが相手の周りを回る組み合わせです。
月が未だそこに無かった時代の地球がどんなだったかは想像もできませんが、生命にとっては過酷な環境であったと思われます。
水が充分無かったのですから・・・地球の水は全てが宇宙からやって来た・・・NASAの科学者の言葉です。
今では、毎日10トンの水(氷)が地球に注がれてるのが判ってます。
多くの生命も地球外からやってきました。
金星が太陽系をさ迷い、現在の軌道に落ち着いた時、地球に降り立った一団がおりました。
鞍馬山に降り立ったサナート・クマラは、金星からやってきたと言い伝えられてます。
金星ではなく火星からだと思うのですが、時期とすれば金星がやってきた時に重なるので、そのような伝説になったのかもしれません。
夜空に最も明るく輝く星が美の女神とみなされるのは当然のことでしょう。
地球も女性・太陽も女性・金星もそうです。
じゃぁ~男は何処に居るのかってことになりますが・・・一応、陽である太陽が割り当てられてますけど^^
だから、太陽が二つあると言われるのでしょう。
金星は叉、金声であり、13のリズムに合わせて、女性の体内に内分泌腺を通じて金を生じさせます。
女性が女神であった時代の記憶を保持させるメカニズムと考えられます。
次にやってくる「女性性の時代」を迎える準備が古代から設定されてたとは驚きですが、現実はそのように進んでいるのです。
女性性の時代を象徴する「紫の光線」がその到来を告げております。
紫の光線はXをカタチ作ることはなく、チャント十字を形成いたします。
つまり、準備が整ったことのサインとして光の幾何学を見せてくれるのだと・・・
女性性の時代はまた、心の座標軸が定まる時とされており、今までに無い可能性への扉が開かれる時の到来であります。
空と海の間・・・太陽が顔を出すひと時に「神秘の宝庫」を感じる日々が間近いことでしょう。
Posted by 笹舟 at 10:43│Comments(0)