郷愁とは?
1897年の写真
笑えるなぁ^^
最新鋭の文明の利器を用いてますね。
リヤカーと呼んでましたが、リニアモーターカーくらいのインパクトがあるやつです。
ん? リヤカーじゃなくて、大八車か?
ま、リヤカーと思ったのだから、そうしとこ^^
積んでる荷物も懐かしい香りのするものですが、私の郷愁を誘うのはなんと言っても~リヤカーです。
私が19~20才の時には、リヤカーを引いて「焼き芋」を売ってました^^
東京は、池袋で、6畳間のアパートに6人が雑魚寝・・・みんな芋屋さんでした。
仕切るのは京都生まれのボンボンヤクザで、まったく凄味もなにもありゃしませんで皆にバカにされてましたな^^
近くに住む売春婦の愛人もボンボンの相手をするのがイヤな時は、我々の中に紛れ込んで寝てました。
私も刺激の欲しい年頃でしたから、2年間は我慢できたのだけど、今は一日でもゴメンです。
とにかく、救いは日当の良いことと、お客の90%が女性であったことでした。
屋台の側を足早に通り過ぎようとする女性ほど「お芋誘惑」と戦ってることなど経験が教えてくれました。
一声かければいい・・・それで~スイッチが入る^^
夜のキャバレーの閉店時にはホステスを口説く為に、男が焼きイモを買ってくれました。
でも、裏口から逃げられたら・・・その焼き芋の行方は?
そんな事を考えながら登る坂道では、親しくなった「乞食」さんが後を押してくれて^^
なんか~ 一番マトモな職業に見えたりして^~^
売れ残った芋をあげたりしました。
いやー本気で、乞食ってやってみたい!
ただ・・・座りっぱなしというのがね大の苦手でして、この夢は叶いそうもないです。