水の飲み方
富士山ライブカメラより河口湖から
水にも飲み方がある。
水の飲み方を教えられるなんて憤慨するかもしれませんが、意外と
皆さんソレを知らないのですよ。
明日にデート予定だった女性から、体調が不安でどうしよう・・・なんて電話がありました。
もう、ピンときたので、水を飲まなかったからです!と断言しました。
飲みましたよ~~~と反論です。
い~~~や、チャントした仕方で飲んでないから、急に眠気が襲って来るのです。
ごくごく飲んだけど・・・更に反論が^^
喉が渇いたからごくごく飲んだのでしょ?
夏の暑さの中では、それでは遅いのです!
喉の渇きを覚えた時点で、脳は水分欠乏に陥ってるのです。
それから~ごくごくと飲んでも、脳に充分供給されるまでには4時間もかかるわけで、
寝てれば~まだしも、動いてれば脳に回す水分は無くなってしまいます。
脳が危機的な状況になると、睡魔を呼び、活動を停止させようとします。
運転中だろうが、試験中だろうが、急激に眠くなってモーローとなります。
これは危ないです。
脳は<良い水>を要求します。
体内で改質するに要する時間が4時間というわけです。
喉が渇いてから水を飲むと美味いのは判りますが、危険でもあるのです。
30分か、遅くとも1時間以内に水を飲まねば、体の蒸散機能が狂います。
間を置かずにチビチビと飲むのが、皮膚からの蒸散作用を途切れさすことがなくなり、
暑苦しさを感ずることなく快適に過ごせるのです。
体内の塩分濃度も激変させることなく、代謝を妨げずに良い状態を保つことができます。
熱中症にもならんです。
これは砂漠の民の水の飲み方であり、熱中症になどならない為の暮らしの知恵であります。
喉がカラカラになってから、水やビールをごくごくと飲んで、あー美味い!
これが夏の醍醐味と思ってるなら、それは危険と隣り合わせである事と知るべきです。