中国は「トリウム型原子炉」を選択

笹舟

2011年05月04日 21:24

 ウラン型に比べて、プルトニウムを殆ど生成しない安全型原子炉です。

核分裂には違いないですが、燃料を棒に用いるのではなく、

液体で用いますから「メルトダウン」は起きないのが売りのタイプです。

原料のトリウムは放射性元素であるゆえに、他には使い道がないのです。

これは、レアメタルを取り出す時に不純物として分けられ貯蔵されます。

レアメタルの90%を産出する中国ですから、トリウムはかなり溜まってます。

これで~安全型原子炉500基くらいを造る・・・一石二鳥を狙う中国です。

これ・・・50年も前に、基礎技術は確立されてます。

それが、核爆弾の製造に忙しかった連合国は、プルトニウムを必要としてたゆえに、

ウラン型原子炉ばかりを増やしてきました。

日本もウラン型を増やした理由は、核の製造という下心があったゆえと見られてます。

核分裂科学に懲りなければイケナイ民族が、コレではねー。ー

だから~3・11が起きた・・・でも未だ懲りない・・・それでは~第二幕をどうぞ!

アメリカは日本から飛来するプルトニウムに困ってます。

ハワイが43倍になり、カリフォルニアで11倍に・・・

これを何とかしなければならなくなったら、アメリカは福島原発に「戦術核」を打ち込みます。

爆発とともに、核分裂連鎖反応は収束し、辺り一帯に放射能がばら撒かれて終わりです。

悪いのは日本・・・3度目の核爆発で、目が覚めるか?

もはや3度目となれば、悲劇ではなく、茶番劇となります。

人間は、悲劇の連続には耐えられないようにできてますから、自動的に変換されるハズです。

核兵器廃絶への道は、核がどういうものであるか知ること無しには拓けないですからね。

ドイツが原発からの脱皮を宣言しても続く国がないというのが、核の味わいが足りない証拠と見ます。

核兵器が問題なのではなく、核分裂科学が宇宙の摂理に反するがゆえに問題なのです。

原子炉が、ウラン型からトリウム型に移行したとしても問題は解決とはならないわけです。





中心に構造物らしきものあり。