超高級毛皮

笹舟

2010年11月12日 19:23




アンデスの<ビクーニャ>という生き物です。

アルパカと鹿を合わせたような感じです。

この毛皮がとても人気ですが、手に入れるのは困難です。

飼育ができない動物であり、かつ生息数が減っており、保護動物に指定されてるからです。

ペルーの毛皮店でも展示はされてないらしく、特に欲しいと言えば、奥の倉庫から出してくる程に貴重な品なのです。

ミンクのコートなんかが高級毛皮の代表ですが、ミンクは飼育ができるので誰でも手に入れることはできます。

まぁ~時代が動物保護意識が高まる方向へ進んでますので、毛皮人気も下降気味ではあります。

でも~あれば便利で、氷河期も乗り切れます^^

この写真のビクーニャの名前はチャスキーとか・・・

チャスキーというのは当地で「飛脚」を意味しますから、足が速いんでしょうね。

インカ時代は、日本の江戸時代と同じく「飛脚」ネットワークが完備されてたらしいです。

2kmごとに飛脚小屋があり、休んだり食べたりでき、駅伝のようにして通信が運ばれたようです。

一日で150km以上が可能であったようで、充分な速さと思えます。

昔も~今も、情報を掴む者が世の中の頂点に立つことができるのは同じなんですな。

これからは~チベットに代わり、ペルーとその周辺が世界の聖地となると言われてます。

もう~すでに受け渡しのセレモニーは完了しております。

フジモリ大統領から地震、今回の鉱山事故と、世界の耳目を集める動きとなってるのも偶然ではないと見ます。

チチカカ湖なんて故郷の湖みたいな気がしてきます^。^