口蹄疫と畜産農家

笹舟

2010年05月09日 13:57

 飼ってる家畜に一頭でも感染したものが出れば、即全部を殺処分せねばなりません。

そして5km以内を封鎖して消毒が行われます。

消毒液があれば・・・ですがー。ー

その後、その畜産農家はその場所で5年間は家畜を飼育することはできなくなります。

死骸を埋めた土地での耕作も5年間は禁止されます。

ですから、農家は自分の畑に埋めることはできないわけです。

全く耕作の予定の無い原野に埋めるしかないので、運搬にも多大な経費と労力が費やされます。

10年前の口蹄疫発生時には政府は即決で100億円を用意して短期収束を為し、世界の賞賛を受けました。

今回は・・・何もしてない・・・どころか余計なことをしてたようです^~^

事業仕分けで、被害のあった農家に資金援助をする畜産中央会を廃止してます。

ただ廃止しただけで、今回の場合にどう対応するかのノウハウを準備してなかったのです。

だから何もできない・・・小沢幹事長は選挙に協力するなら口蹄疫への対応をするという態度であっただけだそうです。

コレだけの大問題を全く討議することなく帰っていったとか・・・ポワ~~~ン^0^開いた口が・・・

当地では自殺する畜産農家も出るんじゃないかと心配されてるのにねー。ー

日本の畜産業を背負って立ってるのが九州です。

そこで壊滅状態になることは日本の畜産業の壊滅を意味します。

肉食から離れつつある人は関係ないと思うでしょうが、これは食糧危機の第一段階を意味するとなれば他人事ではなくなってきます。

大金をかけて備蓄保存されてる3年分のコメも日本から無くなる「疑惑」も予測されていますが、あり得ることに思えてきます。

民主党の主だった議員が皆在日系であるゆえの政策でありますが、それが明らかになってゆくのはよろしいことと考えます。

全てのものが明るみに出される・・・最も必要なことです。

現在、インターネットだけが、その役割を果たしてるわけで、Y2K2000年問題の時に、インターネットが温存された理由がよーく分るようになってきました。