上海の暗雲
5.8上海の空
「上海市の下げ幅はさらに大きい。4月の成約件数は前年同期比23.3%減少。浦東新区の高級住宅の販売価格は1平方メートルあたり5万元から3万6000元に下落している。」ニュース
言わずと知れた中国の不動産バブル崩壊のヒトコマです。
2008年から政府がそそのかしたバブル経済は、その着地方法を考えずに為されたので、対処法は無しということです。
いくらプラグマチックな誤魔化し対処法が得意だとはいえ、これだけの規模になるとアンバランスな歪がダイナミックに起きてくると思われます。
多少安くなったとしても、当地における食料品の値上がりは、不動産購入の為の余力を奪うゆえ、倒産の連鎖は加速します。
土地コロガシをする金持ちも海外に逃げており、捨てられた国の印象は強まるばかり・・・
海外での強引な土地取得は当地に大きな問題を生じさせて、中国からの暗雲はアメリカの内部矛盾を増大させつつあり、それなりに歴史的な影響を与えてる事は評価しても宜しいが、マイナーな評価に留まります。
昨年、北京の空に異様な雲が出現しましたが、今にして思えば、その後の黙示録的な大気汚染の予兆であったのだなぁ~と思えてくる訳です。
この上海の空模様も何かの悪しき結果をもたらす予兆ではないかと思えてならんのです。
ま、対岸の火事とはいえ、飛び火というのがありますから、要注意ということです。
日本の空?
衛星画像
まあ、切り取って調べてみて下さい・・・としか言いようがないです。